「裏ソフトなんだけど、ちょっとだけ相手を嫌がらせたい…」
卓球をやっていると、一度くらいそんな“わがままな悩み”を感じたことはありませんか?
僕は何回もあります…。
粒高や表ソフトに変える勇気はないけど、普通の裏ソフトで真っ向勝負するのも少ししんどい。
そんな微妙な気持ちの“スキマ”を埋めてくれる、ちょっと面白いラバーに出会いました。
今回レビューするのは 銀河(YINHE)『太陽Pro ブルー 超極薄』です。
ワールドラバーマーケット(WRM)で見かけて気になり、実際に使ってみたラバーです。
「裏ソフトなのに、少しクセが出る」
そんな絶妙な特徴を持ったこのラバーの使用感を、できるだけリアルにまとめてみました。
裏ソフトなのにクセ球?実際に使って分かった特徴

まず結論から言うと、このラバーは
「裏ソフト+少しだけ変化」
という、かなり珍しい立ち位置のラバーです。
粒高のような極端な変化はありません。
でも普通の裏ソフトより、明らかに球質が独特。
特に
- ミート打ち
- ブロック
- プッシュ
このあたりで 相手が取りづらいボールが出ます。
「裏ソフトの安心感は欲しい。でも少しだけクセ球も出したい」
そんな人にはかなり面白いラバーだと思います。
使用用具
今回の使用環境はこちらです。
ラケット
バンダ オフェンシブ
フォア面
ラクザPO(厚)
バック面
太陽Pro ブルー(超極薄)
今回はバック面で使用しました。
最初から「裏ソフトとして普通に使う」というより、
裏ソフトの顔をした変化ラバーとして使うイメージです。
打球感レビュー|もはや「板」で打つ感覚

このラバーを打った瞬間、まず感じたのが
打球感の硬さとダイレクト感です。
スポンジが「超極薄」なので、
裏ソフト特有の「食い込み」がほとんどありません。
打った瞬間カツンとラケットの木材に当たる感覚。
まさに板で打っているような打球感です。
柔らかい裏ソフトに慣れている人は、
最初は少し驚くと思います。
ただ、この感覚こそがこのラバーの面白さでもあります。
球質の変化|擦り打ちとミートで別のラバーになる
このラバーの最大の特徴はここです。
打ち方によって球質がかなり変わります。
擦り打ち
回転がかかった普通の裏ソフトの弾道です。
ただ音はバキバキなります。
ミート打ち
ナックル気味の表ソフトのような弾道です。
同じラバーなのに、
裏ソフトと表ソフトの中間のような球質が出ます。
特にミートした時のボールは
「裏ソフトだと思って取ったら、ぼとっと落ちる」
という感じになりやすいです。
相手からすると、結構嫌なボールになります。
注意点|普通の裏ソフト感覚で打つとネット直撃
ただし、このラバーには明確なクセがあります。
それは
裏ソフト感覚で適当に打つとネットに落ちること。
スポンジの助けが少ないため
- 表面で薄く捉える
- フラットに弾く
このどちらかを意識する必要があります。
最初は難しく感じますが、
慣れてくるとバックのミート打ちがかなり安定します。
ブロック性能|地味に嫌な球が出る
個人的に一番面白かったのはブロックです。
相手のドライブを止めると
- 球が急に遅くなる
- バウンドが浅くなる
- 軽くナックルになる
といった独特の球質になります。
粒高ほどの変化ではありませんが、
相手のタイミングを崩すには十分。
地味に嫌なブロックが出せます。
守備から崩すタイプのプレーヤーには、かなり相性がいいと思います。
ちなみに伸ばすようにするとバウンド後に非常に伸び、止めるブロックとのギャップが凄いことになります。
弱点|パワー型の相手には効果が薄い
唯一気になったのは
パワーで押してくる相手です。
スマッシュ主体の選手や、
回転量の強いドライブで押してくる相手には
変化を気にせず打ち抜かれることもあります。
どちらかというと
- ドライブ主体の選手
- ラリー型の選手
に対しての方が、このラバーの特徴が活きます。
このラバーが向いている人
銀河 太陽Proブルー 超極薄は、
こんな人におすすめです。
✔ 裏ソフトを使いたい
✔ でも少しクセ球も出したい
✔ ミート打ちが多い
✔ ブロックで相手を崩したい
逆に
✔ 強い回転ドライブ主体
✔ スポンジでしっかり掴む打球感が好き
こういう人には合わないかもしれません。
まとめ|裏ソフト+少しだけ意地悪

銀河 太陽Pro ブルー 超極薄は、
裏ソフトの安定感と、変化系ラバーの面白さ
その中間にあるラバーです。
粒高ほど極端ではないけど、普通の裏ソフトよりクセがある。
そんな
「裏ソフト+少しだけ意地悪」
なプレーをしたい人には、かなり面白い選択肢だと思います。
今まで両面裏ソフトで「球が綺麗」と言われて悩んだり、表や粒に変えて「嫌だけど前のサーブやドライブの方が良かった」と言われてきた僕には最適解のように思えるラバーです。
今はこれを両面貼ろうと考えているほどです。
裏ソフトで変化を出したい方は、ぜひ試してみてください。

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