とても久しぶりの投稿となります。
昨年の11月ごろから戦型変更しようか悩んで、いろいろ用具を試していました。
その中で一時期バック表を試していて、STIGAのシンメトリーを使用していたのでレビューとなります。
同じくSTIGAのサイバーシェイプカーボンに厚を貼って使用しました。
フォア面はDNAプラチナXHなのでSTIGA染めの用具となります。
製品の情報
種類 | 表ソフト |
厚さ | 中、中厚、厚、特厚 |
生産国 | 日本 |
スポンジ硬度 | 39度 |
価格 | 4,620円 |
メーカー | STIGA |
攻撃技術
軽打
軽く打つとあまり弾まない感じがします、スポンジが柔らかめなのでその影響のようです。
弾まないからと言って飛ばそうとするとラケットの弾みもありややオーバーが増えました。
慣れるまでは飛距離の感覚に戸惑いそうですが、慣れれば飛ばす、前に落とすなどなんでもできる感覚があります。
ドライブ
ドライブも柔らかさが影響し、粒でひっかけて打とうとすると半端に食い込んで安定しませんでした。
裏ソフトに食い込ませるように打つと非常に安定し、時には相手がオーバーするほどの回転量もあります。
縦目としては嬉しい回転量でした。
高い弧線にしても良し、表ソフトらしい低い軌道にするも良しの万能ラバーです。
ミート系
ミートは非常にやりやすく、かつナックルになります。
相手がぼとぼと落としており嫌な玉だという反応もしていました。
ミートのやりやすさに関してはラケットの影響もあるかもしれません。
やはり柔らかいので、インパクトを強くしすぎると落ちる感覚がありました。
カウンター
カウンターは相手のボールを利用するとやりやすいです。
個人的に縦目の表ソフトはカウンターの時に落ちてしまう印象でしたが、このシンメトリーは落ちることは少なかったです。
カウンターは伸びたりナックルになったり、自分で変化をつけやすかったですね。
中陣ドライブ
縦目の表ソフトですが、中陣からつなぎのバックドライブが安定して打てました。
凄いボールは打てませんが、縦目の表ソフトでこれだけ打てるのはありがたいと感じました。
高い打点であればスピードのあるボールも可能です。
表ソフトだからと油断している相手だと、中陣からでも十分得点可能です。
チキータ
チキータは安定して台に収まりますが、物凄いボールはいきませんね。
ツッツキやストップ、フリックと合わせて的を絞らせないように使うのがおすすめです。
守備技術・台上
ブロック
やりやすいです、とてもやりやすいです(大事だから2度言いました)。
程よい弾みと柔らかさでとても安定します。
そのくせかなりナックルになり、相手が打ちづらいと言っていました。
モリストSPやVO103、ブースターHPも使用したことがありますが、それらはナックルが出る分やや暴れる感覚もありました。
シンメトリーはナックルと扱いやすさが両立しておりブロックが楽しくなるほどでした。
ロビング
ロビングは思いのほか弾み、オーバーが多かったです。
ロビングよりはカットの方が安定したので、体勢によってはカットのほうが良さそうです。
ツッツキ
柔らかいので少し切る感覚が分かりづらかったです。
これも食い込ませるようにした方が切りやすかったですね。
慣れないと食い込みによって思ったより飛ぶので、最初は戸惑うかもしれません。
ストップ
ツッツキと似た感覚ですね。
慣れたら収まりますが、最初は柔らかさで少し浮いてしまいます。
弾みがほどほどなのでストップが出てしまう事は少ないです。
おすすめ組み合わせ
今回はサイバーシェイプカーボンに貼りましたが、ミートやブロックのやりやすさという点で相性が良さそうです。
シンメトリーが極端に偏った性能じゃないので、幅広いラケットに合いそうです。
サイバーシェイプカーボンではやや弾むので、柔らかめのインナーカーボンや木材7枚などが良さそうです。
硬すぎるラケットだとラケットの主張が激しくなるかもしれません。
総評
相手が嫌になるほどのナックルと、使用者のプレーを支える安定感が両立したラバーでした。
このラバーを使って変化で得点した際はおもわずニヤリとしてしまいます。
変化で点を取りたいけど変化表は難しい、横目の表ソフトを使っていてもっと変化が欲しいという方におすすめです。
試合に勝つために何かを変えたいというかたは是非一度お試しください。
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