前回のNexxusEL Pro48 SuperSelectに引き続き、GewoのNexxusEL Pro48をレビューします。
イメージとしてはNexxusEL Pro48 SuperSelect(以下SuperSelect)の方が高性能というものがあるかと思います。
実際打ってみると、自分にはNexxusEL Pro48の方が好印象でした。
ヤサカのアトレティコパワーで使用しました、バック面は表ソフトだったので裏裏の場合と比べると少し印象が違うかもしれません。
NexxusEL Pro48の良い点、悪い点
それではNexxusEL Pro48の特徴をまとめていきます。
SuperSelectと共通している部分もありますが、その点も含めて紹介します。
特徴1 弾みが強い
SuperSelectもそうでしたが、テンションラバーの中でも非常に弾みが強いです。
53度は流石に硬すぎると48度にしましたが、十分すぎる弾みと威力です。
本当に弾みが強いので、前陣で張り付くタイプだとかなり慣れがいります。
一番向いているのは中陣からガンガン打ち込むタイプですね。
特徴2 食い込みがいい
これもSuperSelectと被りますが、食い込みが良いです。
ただSuperSelectよりもシートが厚い感じがするので、よりクセのない打球感です。
そのため擦り打ちと食い込ませ打ちで球質の変化をつけやすいです。
またバック面が表ソフトのためか、ミート打ちも非常にやりやすかったです。
癖のない打球感も相まって、バック表の選手にも向いているかもしれません。
ただその際は前述の弾みの良さには気を付ける必要があります。
特徴3 バック面で球持ちがいい
ラケットを反転してバック面で使用したところ、フォア面より打球が弧線になりやすかったです。
フォア面だと弾みの良さと威力が際立ちましたが、バック面だと使いやすさと球持ちが目立ちました。
意外にもフォア表のバック面にあっているかもしれません。
バック面でもオーバーミスが最初多く出ましたが、弾みによるオーバーよりも球持ちでのオーバーが多い印象でした。
4000円台で購入できるラバーとしてはかなり性能がいい印象です。
特徴4 回転は技術による
回転量に関しては、使用者の技量や打ち方に左右されそうです。
逆に言うと、自分のかけたイメージとほぼ同じ回転量のボールが出ます。
最近流行のスピン系テンションと比べると、勝手に回転がかかるイメージはないですね。
それが逆に癖のない打球感やミート打ちのやりやすさにつながっているようです。
まとめ
それではまとめていきます。
NexxusEL Pro48はSuperSelectと比べると、似ている面は非常に多かったです。
ただシートの厚さや硬さが違うようで、その点が打球感や回転性能の差になっているようです。
個人的には食い込みすぎるのも嫌なので、SuperSelectよりNexxusEL Pro48の方が好印象でした。
また、どちらのラバーも53度も食い込みの良さから扱いやすそうな印象があるかもしれません。
ただそう感じるだけで硬さ相応のインパクトは必要なので、自分に合った硬さのラバーを選びましょう。
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