今回は、THIBARの人気卓球ラケットの「ハイブリッドACインサイド」をレビューしていきます。
THIBAR契約のyoutuberのわったさんが、ラージボールで使用しているラケットですね。
使用した感想を一言でいうと、
・木材に近い打球感で、インナー特殊素材のラケットとして十分な威力を持つ
という感想です。
では、詳しく書いていきます。
以前レビューしたヒノカーボンパワーの記事も良ければご覧ください
最近流行りのラケットとは全然違う性能です。
ハイブリッドACインサイドの製品情報
ハイブリッドAC インサイド
\18,700(税込)
OFF-
5枚合板+2枚ハイブリッドAC
FL/ST/中国式 日本製【安定性がアップした隙のない柔軟なブレード】
http://www.tibhar.jp/sp/blade.htm
インナーに柔軟な素材「ハイブリッドAC」を配置したことで、球持ちがアップしています。サービス、レシーブ、台上の精度はもちろんドライブ攻撃での高い安定性を保ちつつ、連続強打で攻め立てたい選手や回転量で勝負したい選手にオススメします。
僕が持っているのはシャンクンハイブリッドACなので、海外版の仕様です。
なので、国内のものより面のサイズが大きいものとなります。
貼ったラバーは
ディグニクス09c、ディグニクス80、ハイブリッドK2pro、ヴェガツアー、ネクサスELスーパーセレクト53です。
フォアハンドの技術
フォア面には硬めのテンション・スピン系テンションを貼りました。
打球感が柔らかいので、硬めのラバーの方が相性が良さそうです。
木材合板のような打球感
まず思ったのは、打球感の柔らかさです。
勝手に飛ぶ感覚がなく、自分の思うように飛距離をコントロールできます。
まさに安定重視といった感じです。
これまでに使用したどのインナー特殊素材のラケットよりも、打球感が柔らかかったですね。
十分な威力
打球感の柔らかさを強調しましたが、十分な威力を兼ね備えています。
粘着テンションでも十分なスピードが出ます。
ネット上では
- 木材よりの性能
- ちょっと威力が足りないかも
- 軽打では飛ばない
というものがありましたが、僕的には全然威力もありますね。
ただ、さすがに普段アウター特殊素材のラケットを使っている人からしたらスピード感はないように感じるでしょう。
どこからでもドライブを打てる
前述の安定感、十分な威力の両立によって、どこからでもドライブを打つことが出来ます。
コントロールがしやすいため、前陣では打球点を速くしても安定感を損なうことがありません。
中陣以降でも、回転量の多いドライブを安定して打つことができます。
ボールが台に収まる安心感があるので、強打しやすいですね。
それ故に威力の出しやすさもあると言えます。
バックハンドの技術
では、次はバックハンドについて書いていきます。
バックハンドにはスピン系テンションを中心に貼りました。
バックハンドでも、打球感の柔らかさ・安定感の良さを感じますね。
僕はバックハンドは擦り気味のドライブとミート気味の打球の両方を使います。
そのどちらも、安定感が目立ちますね。
安定感があるため、様々な技術を自信もって振れるように感じます。
ハイブリッドACインサイドをお勧めする選手
では、おすすめする選手を書いていきます。
おすすめするのは
・プレーの軸が回転の選手
・ドライブやミートなど様々な技術を使う選手
・プレーに安定感が欲しい選手
ですね。
控えめの弾みと打球感の柔らかさによって、回転を非常にかけやすいです。
そのため、兎にも角にも回転を掛けたいという方にお勧めできます。
また、弾みそのものは飛びすぎず飛ばなさすぎずというところなので、しづらい技術がありません。
なので、様々な技術を用いてプレーに緩急をつける方にもお勧めできます。
あとは、やはりその安定感ですね。
このラケットを使うことで、僕のプレーにも安定感が増しました。
硬めのラバーを貼っても安定感を損なわないため、安定感を増したい方にもお勧めです。
他のラケットとの比較
では、個人の感覚ですが他のラケットと比較します。
比較するのは
- 張本智和インナーフォースALC(以下張本ALC)
- シャンクンハイブリッドZCインサイド(以下ZC)
この2本です。
ハイブリッドACインサイドは以下ACと表記します。
弾み
AC≦張本ALC<ZC
回転のかけやすさ
ZC<張本ALC<AC
打球感の柔らかさ
ZC<張本ALC<AC
レビューは以上となります。
今後新しく気付いたことがあれば追記します。
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