今回は数ある卓球ラバーの中から、中級者のフォア面におすすめのスピン系テンションを紹介します。
どれも私自身が使用経験のあるラバーとなります。
ですので簡単なレビューも交えて紹介していきます。
今回は中級者というのは卓球を始めて3年ほどで、試合でのラリーが安定するレベルを想定しています。
ロゼナ
1つ目はバタフライから発売されている『ロゼナ』です。
もう中級者向けのラバーとしては有名ですね
お勧めする理由はやはり、その食い込みの良さです。
簡単に食い込むため、食い込ませてドライブを打つ感覚を掴みやすいです。
ただお勧めできない方もいます。
それはドライブ時にシートをフル活用する方です。
ロゼナはシートがとても食い込みやすく、シートでこする打法に向いていません。
擦り打ちをしたくても食い込んでしまい、中途半端なボールになってしまいます。
回転のかけ方が分からない方は、まずロゼナで食い込ませ方を覚えるのが良いでしょう。
クォンタムXプロ
2つ目はthibarから販売されているクォンタムXプロです。
thibarといえばスピン系テンションではエボリューションシリーズが有名ですね。
クォンタムXプロはより扱いやすいラバーとなっています。
スポンジ硬度は47.5度ですが柔らかく感じ、食い込みが非常に良いです。
威力も十分で、使用者によってはよりボールが重くなるでしょう。
ネックなのは食い込みの良さゆえに擦り打ちが難しいことですね。
中級者で食い込みのいいラバーを探している人にはおすすめです。
ファスタークG1
3枚目はNittakuから販売されているファスタークG1です。
プロ選手でも使用者がいる有名ラバーですね。
このラバーの良いところは、全ての技術がしやすいことです。
特に同価格帯のラバーの中では、ミート系の打法が簡単です。
もちろんドライブや台上技術も引けを取らないので、ドライブ以外も駆使する選手におすすめです。
特に中級者の場合はドライブよりもスマッシュが決め球という方もいるでしょう。
ループドライブからのスマッシュ、という展開が作りやすいラバーです。
ラクザ7
4枚目はヤサカから販売されているラクザ7です。
ヤサカ契約選手の吉山僚一選手が使用していたり、神巧也選手がヤサカ契約時代に使用していました。
このラバーはまずコストパフォーマンスの良さが特徴です。
47.5というスポンジ硬度でヤサカの主力ラバーにも関わらず、4000円前後で購入できます。
そして中級者のフォア面には十分すぎるほどの性能も持っています。
普段はディグニクス05を使う僕も最近フォア面で使用しましたが、単純なスピード、威力では全く不満がありませんでした。
とんでもない威力のボールが打てるわけではないですが、安定して高威力のボールを打てるラバーとなっています。
テナジー05
最後の5枚目はバタフライのテナジー05です。
言うまでもなく大人気のラバーですね。
中級者のフォア面には少々硬いかもしれませんが、既にこれまで紹介したような用具を使っているなら問題はありません。
扱いはやや難しいですが、高い威力と安定感を兼ね備えたラバーです。
ミート打ちはやや難しいので、回転量の多いドライブで攻め続ける方におすすめです。
注意点としては、これまで紹介したラバーよりもやや高価となっています。
その分性能は高いので、1段階上にレベルアップしたい方はぜひ試してみてください。
まとめ
今回は中級者のフォア面におすすめのスピン系テンションを紹介しました。
最近のラバーは正直どれも高性能で、外れのラバーはないといっても過言ではありません。
しかし、選手によって合う用具・合わない用具はも確かに存在します。
ですのでしばらく使ってみてどうしても合わなければ、少し系統の違う用具に変更するのも手です。
今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
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