今回は、初めて卓球ラバーのレビューを投稿します。
投稿するのは、YASAKAのラクザXです。
厚さはMAXで、張本智和インナーフォースALCに貼りました。
反対面はラクザPOのMAXです。
最初にざっくりと言ってしまうと
”対上回転の性能が高くコスパの良いラバー”です。
ラクザXの情報
RAKZA XはNSS(*)によりどんな状態からでも摩擦した分だけ確実に回転をかける事が可能になります。また、従来のラバーよりも長くグリップしている感覚があり、抜群の安心感と安定感を誇ります。
硬めのパワースポンジを組み合わせる事で十分な弾みと飛距離を持ち、相手の回転に負けない力強いドライブ攻撃に最適なラバーです。*NSS: ノンスリップシート
https://www.yasakajp.com/items/rakza-x/
〔Slipとは…強烈な回転がかかったボールに回転をかけ返す際に、稀にエネルギーロスが起こり十分な回転がかからない場合のこと〕</>
ラクザXは対上回転は抜群に強い‼
では、ここからは実際に打った感想を書いていきます。
まず感じたのは「対上回転に強い」ことです‼
スポンジ硬度が47.5度と昨今のラバーでは平均的な硬度のため、食い込みを感じやすいです。
そのため、前陣でのバック対バックやカウンターがやりやすいですね。
程よい食い込みと高いグリップ力で回転に負けず、中陣でも強いボールを打ちやすいです。
ブロックもしやすいため、ブロックと軽いかけ返しを交えることでプレーに幅を出すことが出来ますね。
対下回転は自分でしっかりと回転を掛ける必要あり
対上回転では抜群の強さでしたが、対下回転は少し難しかったです。
ただ食い込ませるだけではなく、「回転を掛ける」という意識をしないとネットミスが多かったです。
パワーのある人ならミスは少なくなっても、回転量は少ないままだと思います。
なので、ループドライブにしろスピードドライブにしろ回転を掛ける意識が必要です。
回転で飛ばす意識で打てば、安定した弧線で回転量の多いボールを打つことができます。
全体的に見てコスパがいい‼
このラバーを使う最大のメリット(?)だと思うのはコストパフォーマンスの良さです。
性能的には、バタフライのテナジーに対抗できる性能だと言えます。
ですが、テナジーはネットで購入すると7000円強なのに対し、ラクザXは4000円台で買えます。
なので、
- テナジー・ディグニクスが欲しいけど高い
- 安くて威力の出せるラバーが欲しい
- バックハンドが苦手だから、テナジーなどを貼ると性能を持て余してしまう
という方におすすめです。
ドイツ製ラバーを使用したことのある人ならすぐに順応できるでしょう。
まとめ
では、内容をまとめていきます。
今回レビューしたラクザXは
- 対上回転は抜群に強い
- 下回転打ちは回転を掛ける意識が必要
- 性能に対して価格が安い
- 安くて威力のでるラバーを探している人におすすめ
という感じです。
以前はスウェーデンのマティアス・ファルク選手、日本でもヤサカ契約だった神巧也選手、五十嵐史弥選手、吉山僚一選手らが使用していました。
日本の3選手はいずれも馬琳エキストラスペシャルに貼っていたため、球持ちのいい木材ラケットに貼ることで性能を最大限発揮できる可能性があります。
登場してからなかなか時間が経っているラバーですが、現在でも十二分に通用する性能です。
おすすめです‼
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