今回はbutterflyから発売されている粒高ラバーの、「イリウスS」をレビューしていきます。
僕はメインはシェーク両面裏ソフトの攻撃型ですが、カットマンでもたまに練習をしています。
そんなカットマン初心者に近い僕のレビューなので、同じようなカットマン初心者の方などに参考にしてもらえればと思います。
使用ラケットはJUICから発売されていた「ユーロディフェンス+」というものすごく面の大きいラケットです。
イリウスSの情報
変化と相手の打球の抑えやすさを追求したツブ高ラバー
『イリウスS』は、バタフライが開発した「アブソーバー スポンジ ヘビー」を初めて採用したツブ高ラバーです。ラバーの特徴を引き出すためにルール限界のツブ形状比率に設計した硬めのシートと「アブソーバー スポンジ ヘビー」の組み合わせは、ナックルを出しやすいことに加え、相手の強打を抑えやすく、低くて回転量の多いカットを容易にします。ラリーの安定性と、回転量の違いを生かすカット主戦型のプレーにお勧めです。
商品名 | イリウスS |
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価格 | 2,970円(税込) |
発売日 | 2021年11月1日 |
品番 | 00450 |
タイプ | ツブ高ラバー |
テクノロジー | アブソーバー スポンジ ヘビー |
安定性 | 〈総合〉7 |
変化 | 〈総合〉6 |
スポンジ硬度 | 45 |
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シートカラー | レッド(006)、ブラック(278) |
スポンジ厚 | ウス、ゴクウス |
原産国 | 日本 |
引用元:https://www.butterfly.co.jp/products/detail/00450.html
イリウスSは扱いやすさ重視の粒高ラバー
それではイリウスSを打った印象を書いていきます。
第一印象は初心者でも使いやすい粒高ということです。
そう感じた理由をいくつか書いていきます。
飛び出し方が分かりやすい
まず粒高ラバーの中では飛び出し方がイメージしやすい印象を感じました。
粒高ラバーで有名なカールシリーズやグラスDTecsは変化が激しい分、コントロールが難しい面があります。
イリウスSなら比較的飛ばしたい方向に飛ばせるので、粒高初心者でも使いやすいでしょう。
表ソフトのように打つことも可能
飛び出しの方向がわかりやすいので、表ソフトのように打つことも可能です。
かなりナックルになるので、変化系表ソフトに近いと思います。
レシーブをカットやツッツキではなく、不意にフリックをすると相手が驚くことが多々あります。
変化が控えめな分、自分で仕掛けやすい粒高ラバーですね。
フェイントロングとの差は?
バタフライでは粒高ラバーとしてロングセラーの、フェイントシリーズも販売されています。
特にフェイントロング2、3はカットマンの方が多く使用しています。
フェイントロングとはどういった違いがあるのでしょうか?
カットマン歴が長い人はフェイントロングがいいかも
結論から言うと、カットマンで長くフェイントロングを使用している方はフェイントロングの方がいいでしょう。
粒高ラバーに慣れている人であれば、フェイントロングの方がより変化幅の大きいボールを出せると思います。
イリウスSはとにかくカットを自分から切りたい人、粒高でも積極的に攻撃したい人におすすめです。
理由としては、安定感と引き換えに変化が小さいことにあります。
イリウスSは粒高初心者でも使いやすいラバーですが、相手に与えるプレッシャーも小さいように感じます。
粒高初心者はイリウスSが、粒高に慣れた方はフェイントロングがおすすめという形になります。
まとめ
それではまとめです。
今回はイリウスSのレビューをしていきましたが、全体的に扱いやすさが目立つラバーでした。
その分変化は控えめなように感じ、正直カットマン向けとしてはもっと切れるラバーはあると思います。
ただとにかく扱いやすくそれなりに弾むので、極薄であれば多くの人が使用可能でしょう。
他の粒高を使用して、コントロールができず諦めた人でもイリウスSであれば再度挑戦する価値はあると思います。
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